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さくぼうげつ
朔望月

朔月

さくげつ

闇に溶け込む限りなき想像

作品の上に鏡を設置、作品を上から見えるようにしてあります。 この作品は新月なので鏡の中は真っ暗です。 朔月は単独では気付かない存在 月の満ち欠けがあるから知ることができる月です。

作品は胸に穴が空いていて背中から影のような手が前面を覆う、その手の平には穴、小さ い頭には顔がありません。鎖骨の部分にお釈迦様の半眼

闇の中には無限に想像することができます。約束事など関係なく頭を柔らかくして想像し てください。

二日月

ふつかつき

無限の閃き

2日目の月
月の存在に気づく姿、腕を組み仁王立ち
頭の上には閃めきの稲光が無数に走る 目の部分は手のひらが潰れたような形、鼻、耳は無く、口元は骸骨になっています。

三日月

みかづき

執着の塊

3日目の月 私は鬼とは思いの塊と思っていて背中の筋肉の彫りが鬼のように見えます。 マッチョな姿、頭には深い傷
目玉、鼻、耳はありません。

上弦の月

じょうげんのつき

移り変わる異形の翼

7日目の月

美しい女性の姿の反面、闇にうごめく異形の翼 美しいものとそうで無いもの 闇側には男性器かついています。

十三夜の月

​じゅうさんやのつき

満ちる欲求

13日目の月
豊満な女性、腕の部分に少しの影 月が満ちていくことを体が肥大、ものを蓄える欲求への思いを表現

望月

もちづき

溢れ出る存在

15日目の月
満月、十五夜 影のないエネルギーで満ち溢れている姿、この女性にはおへそが有りません。

十六夜の月

いざよいのつき

虚無への始まり

16日目の月

欠け始め消えていく虚無感を女性の姿で表現

下弦の月

かげんのつき

静寂とウネリ

23日目の月

ロボットのようなクールな女性の姿の反面、肉と骨沢山のドクロがもがく姿 闇が広がる

二十六夜の月

にじゅうろくやのつき

永遠の気づき

26日目の月

頭四つ、腕四本、足四本 仏を思わせる手元、足を上げた指先は中指が立っています。 目から捻れた角が生え、四面それぞれ口元で喜怒哀楽を表現

明けの三日月

あけのみかづき

朽ちる美

28 ・ 29日目の月

頭がドクロで角が生え、背中には三枚の翼、どのように飛ぶのでしょうか? 理屈を越えて想像を膨らませる作品 失うことは悲しいことではない、そこには移り変わる美しさがある。

これでまた朔月に戻ります。

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